釜石での医療支援をおえて~その2

先日岩手県釜石市に医療支援に行ってまいりました。
主な内容は、数か所の避難所を巡回し診察、健康相談です。
診察した方は血圧が高い、風邪をひいた、眠れない方が大半でした。
被災者の方々は集団生活でのストレス、これからの生活に対する不安、災害で経験した様々な問題をかかえており、
内科的な治療に加え、精神的なケア・サポートが今後さらに必要になると感じました。
そのようななかで、震災のことを振り返っていてもしかたないと前向きに暮らしている被災者の姿がとても印象に残りました。

震災からもう2カ月が経ちましたが、復興への支援はまだまだ始まったばかりです。今後も自分にできることをできる限りしていきたいと感じました。一日もはやく素晴らしいふるさとが戻ってきますように信じて。


               釜石からの帰り道にて

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