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月別アーカイブ: 7月 2015
C型肝炎治療についてーその2
C型肝炎ウイルスのタイプによって治療法がことなります。タイプは1型と2型がありますが、日本人に多い1型についての治療法をご紹介します。これまでの治療成績は 1992年~ インターフェロン単独 5% 2001年~ インターフェロン+リバビリン 23% 2004年~ ペグインターフェロン+リバビリン 48% 2011年~ ペグインターフェロン+リバビリン+テラプレビル 73% これまでのインターフェロンを中心とした治療に変わり昨年から飲み薬だけでの治療が可能となり、 2014年~ダクラタスビル+アスナプレビル 89% 治療効果もこれまで以上に高く、大半の方が治るようになりました。 また飲み薬なので、副作用も少なく治療できるようになっています。 また今年中に、さらに効果の高いレジパスビル+ソホスビル(ハーボニー配合錠)が保険適応になり、95%以上の治療効果が期待されています。C型肝炎でお困りの方がいらっしゃいましたらいつでも当院へご相談にいらしてください。
C型肝炎治療について-その1
C型肝炎の治療法がここ数年で大きく変化していますので何回かにわけてご紹介します。 これまで治療はインターフェロンという注射に加え、1-2種類の飲み薬の内服を24週間行うものが中心でした。 インターフェロンは発熱、食欲低下、倦怠感などの強い副作用があり、飲み薬にも湿疹、粘膜障害などの副作用がみられ、なかには最後まで治療ができない患者さんもおりました。 昨年からインターフェロンを使わない飲み薬だけでの治療が可能となりましたのご紹介します。