月別アーカイブ: 5月 2011

釜石での医療支援をおえて~その2

先日岩手県釜石市に医療支援に行ってまいりました。 主な内容は、数か所の避難所を巡回し診察、健康相談です。 診察した方は血圧が高い、風邪をひいた、眠れない方が大半でした。 被災者の方々は集団生活でのストレス、これからの生活に対する不安、災害で経験した様々な問題をかかえており、 内科的な治療に加え、精神的なケア・サポートが今後さらに必要になると感じました。 そのようななかで、震災のことを振り返っていてもしかたないと前向きに暮らしている被災者の姿がとても印象に残りました。 震災からもう2カ月が経ちましたが、復興への支援はまだまだ始まったばかりです。今後も自分にできることをできる限りしていきたいと感じました。一日もはやく素晴らしいふるさとが戻ってきますように信じて。                釜石からの帰り道にて

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釜石での医療支援を終えて

5/10.11と岩手県釜石市に医療支援に行ってきました。釜石は岩手県内で陸前高田、大槌町についで3番目に被害者の多かった地域です。 震災後2カ月たった現在の状況ですが、ライフラインはいまだに駅前の信号がついていなかったたり、水道が通っていない地域がありました。またガレキは邪魔にならないようにいおせてある程度で、崩壊した家、逆さまになった車もいたるところで手つかずの状態であちこちに存在していました。また医療機関は、基幹病院はほぼ通常診療を行っておりましたが、診療所のなかには震災で建物が崩壊し診療できないところが多数存在しておりました。 被害の甚大さをあらためて実感させられるとともに、復興までの道のりが非常に長く険しいものだと痛感させられました。 ただ、幸いなことに、食べ物は様々な方面から送られてくるようで、被災者の方いわく「食べきれないほど」あるそうです。 明日以降は現地で行ってきたこと、感じたことをつづりたいと思います。

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お知らせ

5/10と5/11は岩手県釜石市に被災地医療支援に行ってまいります。 その間の診察は片岡仁子先生となります。

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